預言者のモスク メディナ (サウジアラビア)

11th, 2005

預言者のモスク

メッカに次ぐイスラム教第2の聖地、メディナ。
預言者にしてイスラム教の創始者であるムハンマドが、イスラム暦の元年となる622年に住居を構え、後に没したこの地に、預言者のモスクは建てられた。
建築物としては最古のモスクであるが、もともとはムハンマドの家であり、信者を集める集会所を兼ねた非常に粗末なものであったのを、
現代に至るまで増改築が繰り返されて、当初の100倍もの大きさを持つ荘厳なモスクになっていった。
天高く聳える10本の巨大な尖塔を備えた現在の建物は、サウジアラビアの石油経済の恩恵を受けて、1955年に建造されたもので、大理石を贅沢に使った建物内には空調が完備されている。

カタ・ジュタ (オーストラリア)

10th, 2005

オルガ

エアーズロック
から西に約30キロ、またの名をオルガズと呼ばれるこの巨大奇岩群は、先住民族アボリジニにとっての聖地とされている。
一番高いマウント・オルガは546メートル。
これらの岩は、もともとはエアーズロックのような一枚岩だったのが、長い年月における自然の侵食により、現在のように大小約36もの岩山に分かれていった。
アボリジニ語で「たくさんの頭」を意味するこの岩群のひとつは、映画「風の谷のナウシカ」で登場する巨大な虫、オームのモデルとなったと言われている。

廃船 (イラク)

9th, 2005

廃船

イラク南部の都市バスラを流れる、シャット・アル・アラブ川に浮かぶ朽ち果てた船
この船からさほど離れていない上流と下流にも、一艘ずつ廃船が横倒しになって浮かんでいる。
水に浮かぶ廃船の姿を真横から捉えた映像はテレビでも目にすることがあるが、こうして上空からその姿を見ると、死んだ魚が腹を上にして浮かんでいるようでもあり、不気味さが伝わってくる。

シャトー・ディフ (フランス)

8th, 2005

シャトーディフ

アレクサンドル・デュマ・ぺールの小説「モンテ・クリスト伯(邦題:巌窟王)」の舞台となった、マルセイユ湾外に浮かぶ小島シャトー・ディフ
14年もの月日をこの島の監獄で過ごした無実の主人公が、脱獄して巨万の富を手にし、モンテ・クリスト伯爵として自らを陥れた者たちに復讐するこの物語は、
19世紀半ばにフランスの当時の大手新聞に連載されて好評を博し、それと同時に、この鉄壁の孤島もまた有名になった。
16世紀前半に造られたこの建物は、もともと、海からの攻撃に備えるための要塞であったが、実際に戦火を交えたことは一度もなく、
後になって、3500人以上の政治犯や思想犯が投獄された、恐怖の牢獄として使われるようになった。

マッターホルン (スイス、イタリア)

7th, 2005

マッターホルン

アルプスの名峰、マッターホルン
4000メートル級の山々が連なるスイス・アルプスにあって「女王」と呼ばれるこの山は、古くから世界中の登山家たちを魅了し続けてきた。
その急峻な先鋒は天を突き刺すように長く、容易には征服し難い印象を与えることから、18世紀以降、ヨーロッパ・アルプスの名のある高峰が次々と征服されていった中でも、最後まで登頂されずに残っていたのがこのマッターホルンだった。
標高4478メートル、「(高地の)牧草地の角(ツノ)」という意味を持つこの山の山頂は、夏でもなお白銀の雪を冠している。

マッターホルン

ハリケーン・カトリーナの被害 ニューオリンズ (アメリカ)

5th, 2005

昨日も取り上げた、巨大ハリケーン・カトリーナ通過後のニューオリンズの街の写真。(8月31日午前10時撮影)
屋根が剥落したスーパードームの他にも、壊滅的な打撃を受けた街の様子が白日にさらされている。

ハイウェイ610号線

乗り捨てられた車の列が続く、消えたハイウェイ610号線

決壊した堤防
河川から濁流が街に流れ込む、決壊した堤防のひとつ

ヨットハーバー
ハリケーン後のヨットハーバー
ハリケーン前のヨットハーバー

2機のセスナ機
生存者を捜索する2機のセスナ機が、上下して住宅街を飛行する

散乱するコンテナ
散乱するコンテナ

レイクフロント空港
浸水したレイク・フロント空港

巨大煙突

倒壊をまぬがれて聳え立つ巨大煙突と、その周囲に散乱する倉庫の荷

この衛星写真を公開したgoogleでは、写真を見た多くの人々が被災地に援助の手を差し伸べてくれるよう、ウェブサイトでこの写真を利用して欲しいと言っている。

アメリカ赤十字社

ハリケーン・カトリーナ ニューオリンズ (アメリカ)

4th, 2005

スーパードームニューオリンズ

ニューオリンズの街に壊滅的な被害をもたらした、ハリケーン・カトリーナ
この衛星写真は、被害の全容が分かり始めた8月31日午前10時に撮影されたもの。
前出した災害前のニューオリンズの街の写真と比べると、変わり果てた街の様子は一目瞭然。
濃いブルーの水が街全体を覆い尽くし、ビルとビルの間の通りが水路に、家々の屋根がかろうじて水面に顔を出しているのが見える。
写真中央は、一時は約9千人もの人が避難したスーパードーム。
想像を超える強風により吹き飛ばされたドームの屋根の跡が、ハリケーンの凄まじさを見せつけている。

国会議事堂 (日本)

4th, 2005

国会議事堂

総選挙が公示されてから初めての週末。
今回の総選挙で争点の一つとなっているのが、4年4ヶ月続いた小泉政権が行ってきた経済政策に対する評価だ。
その答えはあと一週間後、9月11日に明らかになる。

ベレンの塔 リスボン (ポルトガル)

3rd, 2005

ベレンの塔

テージョ川の河口に、白い貴婦人のような姿で聳えるベレンの塔
バスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念して、16世紀前半に建造されたこのマヌエル様式の建物は、大航海時代を象徴して船のモチーフの装飾が美しい。
大海へ乗り出してゆく多くの船を見送ってきたこの塔は、税関であると共に、港を守る要塞としての機能も果たしてきた。その内部には、砲台や水牢の跡が今でも残っている。
近くにあるのは、ユーラシア大陸の最西端、ロカ岬。「ここに地果て、海始まる」と詠ったポルトガル最大の詩人、カモンエスの言葉が石標に刻まれている。

ベレンの塔

ヴィクトリア滝 (ザンビア、ジンバブエ)

2nd, 2005

ヴィクトリア滝

北米のナイアガラ滝、南米のイグアス滝と並び、世界三大瀑布であるヴィクトリア滝
ヴィクトリアという名前は、イギリスの探検家リビングストンが当時の女王にちなんで名づけたものだが、もともと現地語では「雷鳴の轟く水煙」と呼ばれていた。
季節によって水量の変化はあるが、その名の通り、立ち上る水煙の激しさは30キロメートル先からでも見える程だと言われる。
ザンベジ川の水が垂直に切れ込む谷に瀑布となって流れ落ち、谷幅が狭いために横へは広がらずに大量の水煙が上昇していく。
それが時には、滝自体の姿をも蓋い尽くしてしまう光景は圧巻である。
メイン滝、デビル滝、 ホースシュー滝、レインボー滝、アームチェア滝、イースタン滝の6つに分かれていて、それぞれにビューポイントが設けられている。