バーミヤン (アフガニスタン)

バーミヤン

首都カブールの西約240キロに位置する、山岳地帯の大仏教遺跡がバーミヤン遺跡
仏教をはじめ、さまざまな文化を東西に伝えた古代シルクロードの要衝で、 東西約1300メートルの崖面に約1000もの石窟が並び、これらは中央アジアにおけるガンダーラ仏教美術の傑作と言われる。
4~5世紀頃掘られたとされる、世界最大級の高さを 誇った約38メートルと約55メートルの東西2体の大仏立像が有名。
その当時、バーミヤンの仏教文化は繁栄を極め、200年後に唐の仏僧玄奘がこの地を訪れた時にも、依然として大仏は美しく装飾されて金色に光り輝き、僧院には数千人の僧が居住していたという。
しかし、この遺跡の象徴であったその2体の大仏は、偶像崇拝を嫌うイスラム教の名の下、2001年3月に旧タリバン政権により爆破されるという悲劇に見まわれた。
現在では日本の調査グループが修復と発掘を進めており、先の20日にはバーミヤン谷の西端で、鮮やかな色彩の壁画が残る新たな石窟を発見。悲劇の世界遺産に明るい材料をもたらした。

バーミヤンの石窟と仏像、破壊前
バーミヤンの石窟と仏像、破壊前

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