スラムドッグ$ミリオネア、 レスラー、 「ベンジャミン・バトン数奇な人生」、 26世紀青年(原題・イディオクラシー)
ついに出たね、第81回アカデミー賞受賞作。
作品賞、監督賞ともに「スラムドッグ$ミリオネア」って、うん、先にベタ褒めで書いた身としては嬉しい限り。
前出の「レスラー」のミッキー・ロークが賞を取れなかったことが少々心残りだけど、ショーン・ペンはいい役者だもんなぁ、これは仕方がないか。
・・・ということで今日は、話題性はバッチりであちこちにノミネートもされながら、結局は端にも棒にも引っかからなかった映画「ベンジャミン・バトン数奇な人生」。(苦笑)
ベンジャミン・バトン数奇な人生
前出の映画とは大違いで、私としてはまずは主演の名前から入ったこの映画。
日本でも公開されて、ブラピがアンジーと6人の子供たちを連れてプロモーションにやってきたくらいだから、きっと既に観た人も多いかな?
内容は、もうタイトルそのまんまの、もンのすごい数奇さ。
しかしその数奇さがあまりにも突出し過ぎていて、その分ストーリーの印象が薄まっちゃった感があるのが残念。
でもまぁいいか、この映画はそんなストーリーに、あのベビーフェイスのブラット・ピットがどう絡んでくるかがひとつの見どころ・・・、とミーハーに構えていたら、
物語が進むごとに、主演のブラピよりも、相手役のケイト・ブランシェットに意外にも惹きつけられていった私。
大体が、このケイト・ブランシェットとかティルダ・スウィントンとか、薄クチビル低温体質系の女優が苦手な私が、思わず心をキュンと掴まれたのだ。
そのキーワードはずばり、「歳をとる」ってこと。
オンナが歳をとっていくことの、抗いがたい残酷さと悲しみを、ケイト・ブランシェットが切々と演じている姿に、思わず私の感情もジャストフィットイン。
実は私の周囲でも近頃多い、年下オットとか、年下の彼氏の話題。
最初は少々引っかかりがあるにしても、5歳や10歳の歳の差くらい、そんなものは時間の流れのうちにはどんどん隔たりが薄らいで、ほとんど無くなっていくものだと思う。
だって、80のおばあちゃんと、70のおじいちゃんが一緒に歩いていても全然OKっしょ?
でももし、老いてゆくオンナが、まるで自分に相反する姿を映し出す鏡のように、愛するオトコが若返っていくのを見せられてたら?
こんな残酷なことも他にないに違いない。
そんなシーンに、最近自分の加齢をビンビン感じている私は、ココロが揺らいで思わずぽろり・・・。
だけどこの私に救いがあるとすれば、ウチのダンナも同じように年取って、しかも今やメタボまで背負い込んでいるってことくらい、ってか?
歳をとることはすばらしい。年齢を重ねた女性は美しい。
そんなのは、女性誌の表紙を見るまでもなく分かっているよ。
・・・だけどさ、正直やっぱ100%それだけじゃないでしょ、実際そんな齢になってみて自分に本音で向き合ってみると。
ベンジャミン・バトン数奇な人生 トレイラー(英語版)
日本のオフィシャルサイトに乗っているトレイラーよりも、こっちの方がちょっとだけ長くておトクな感じ。。。
最後に、「おくりびと」の受賞おめでとう!
主演の本木雅弘の、人間としての誠実さや彼の努力に大拍手~!!!
共演した広末涼子ちゃんには、ひとこと、・・・ラッキーだったね。

