海外でウルルン:となりのトトロ
横浜生まれの横浜育ち、完全街っ子なもんで、私自身は宮崎駿の描くこんな世界に住んでいた訳でもないのに、
でも何故か無性に懐かしいトトロの世界。
静かで気だるい初夏の午後、頬をなでる緑の風と、丘の向こうにわきあがる入道雲、遠く近く聞こえる蝉の声。
蛇口からほとばしる冷たい井戸の水、齧り付いたきゅうりの瑞々しさ、畳の上に突っ伏した時の鼻をくすぐる井草の臭い。
物寂しく日が傾いてくる頃、聞こえてくるのはただカナカナの声。
サツキが走るあぜ道は、何の時だかは忘れたけれど、私もその昔走った道。
映画の中の、空気や光や、音や臭い、そんなもんぜ~んぶ!が、たまらなく私の五感を刺激して、見ているうちに思い出ぽろぽろ…止まらない。
子供と過ごしている時間が長いもんで、こんな映画の話でゴメンね。
でも、「将来お母さんになったら子供と一緒に観たい映画」でNo1になった映画だもん。
日本を長く離れている友人の間で、断然人気の映画だもん。
子供向けのアニメだって、いいものはいい、と言ってしまおう!
ジェイにせがまれて、もう何10回も観た映画ではあるんだけど、最後の主題歌が流れる頃には、もうハハは毎回ウルウルだよ~ん。
全米公開された「ハウルの動く城」も早いトコ観なきゃっ!

