名づけ ;日本人もグアテ人も、親はこうも深く考える!?
この秋から晴れて、インターナショナルスクール付属の幼稚園に通いだしたうちの子。
私、チニハハとしての第一歩は、クラスメイトの名前を覚えることから始まった。
ホセ、カルロス、ホワン、といったスペイン風の名前に加え、アレックス、ベロニカ、シルビア、みたいなアメリカ風な名前をつけることも多いグアテマラにあって、
アタマの中が純日本人の私としては、そんな横文字バリバリの名前を沢山覚えるのは結構大変なのだ。
まずは、純粋マヤっ子のマリアちゃん、カトリックの国にこの名前は本当に超正統派。
他に、変形バージョンとして、マリア・ルシーア、マリア・ルイーサ、アナ・マリアなんてのも多々ある。
同じく純マヤっ子でも、ナイエリちゃんなんてのは、最初覚えるのに時間が掛かった名前だ。
他にちょっとひねった名前としては、エウリセちゃん。この名前もなかなか覚えられなかった理由は、
男の子でウリセスくんという、響きが似ている名前の子が別に身近に居るからでもある。
ただしこちらは、純アルゼンチンっ子。
周囲を取り巻く横文字名前の氾濫に、アタマが溺れそうになっている私だが、それとは全く別に、
日本から離れている自分が、今はやりの日本の子供たちの名前を聞くと、
あまりに斬新な語感に、自分がまるで言葉の分からない宇宙人にでもなったような気がするのも、結構ショックな話だ。
読める?「七音」「雪月花」 響き優先、今時の名前
虹色 そら
想 こころ
星彩 きらら
大空 ひろたか
夏向花 ひまわり
航海 わたる
倭人 やまと
騎士 ないと
絹 しるく
聖 まりあ
宇宙 こすも
一二三 わるつ
月女神 でぃあな
希海 のあ
輝也 だいや
梨純 りずむ
月愛 るな
瞳月 しずく
美星空 うらら
心温 ここあ
梨里衣 りりい
・・・これって冗談でしょ?てな名前を本気で考えている親の図、ってかなり凄いと思うのは私だけ?
名前に使える漢字が限られていることは知っていたが、それとは逆に、読み仮名に規制がないというのは正直知らなかった私。
しかしそれにしても、こうも読めない名前ばかり挙げられると、「ここまで野放しにしていていいのか~!?」と、オバサンな私は思うのだけど・・・。

でも考えてみれば、グアテマラ人の親の間でも、伝統的な欧米風の名前から脱して、イメージ重視な名前にする例は、特に女の子の名づけで多いようだ。
周囲をちょっと見渡すだけでも、メロディーちゃん、ラーゴ(湖)ちゃん、ムジカ(音楽)ちゃん、ユビア(雨)ちゃん、ルナ(月)ちゃん、アンバー(琥珀)ちゃん、ソル(太陽)ちゃん・・・。
ナオミちゃんという名前の娘を持つお母さんに、「それって、日本人の名前でもあるんだよ~。」と言ったらかなり驚かれた。
しかしそれ以来、母子ともども私にかなり親密なった気がする。
ところで、日本に住む知人が飼っている座敷犬の名前は、モコちゃんという。
しかしこれ、スペイン語では決してつけないだろう名前だ。
だってまさか愛犬に向かって、「鼻水ちゃ~ん!よしよし」とかって誰も呼ばないもんねぇ・笑。

