カリビアン・アロマテラピー
日本人のような美白もち肌には、今更もう戻れやしないから、
それならせめて、カリブ海諸国に住む人々のような、褐色に輝く肌になりたい。
まぁ、私にとって理想と現実ってのは、いつだってかみ合わないものなんだけどさ…。
テキサスボーイズ達が、リビングストンから買ってきてくれたココナッツオイル。
道端でおばちゃんが売っていたというそれは、正真正銘、添加物ゼロの純モノだ。
レベルが貼ってあるわけでもなし、ただジュースの小さな空き瓶に入れられたココナッツオイルは、夜になって気温が下がると何と白く固まってしまう。
でもまたそこが、本物らしくて許せてしまうのだけど…。
2000メートル級の高地に住んでいると、年中変わらない強い日差しと乾燥した空気が肌にキツイ。
ここのところ手入れを怠けていたら、加齢のせいかそれが如実に現れた。
あわててドラッグストアにDoveのモイスチャークリームを買いに走ったのだけど、
コマーシャルではちょっとよさ気に見えるこのボディクリームよりも、こっち粗野なココナッツオイルのほうが、断然効果があるのは何故?
蓋を開けて、とろりと手のひらに流れ出る金色のココナッツオイルは、南国の甘~い香り。
4年ほど前、カリブ海クルーズをした時に立ち寄った、リビングストンの村が思い出される。
同じグアテマラ国内とはいえ、山岳民族が多い私たちの街とは様子もがらりと変わって、その昔プランテーション農園の労働力として連れてこられた黒人達の子孫が、今でも多く住むカリビアンな場所。
毎朝、路上で焼きたてのココナッツ・ブレッドを売っていたおばちゃん達。
まぁ~るいパンを二つに割ると、ふわふわの白い中身が出てくる。
鼻先に近づけてみれば、ふぅわりと立ち上る優しいココナッツの香り。
エメラルドグリーンのカリブ海が見たいよ!

手前がココナッツオイル。奥の白いのは、同じくスキンケア用だというココナッツバター。

