ブサイクな可愛いやつら

メキシコの南に位置するサンクリストバル・デ・ラス・カサスという街は、オアハカと同様に、メキシコ雑貨好きにはかなり魅力的な街だ。
オアハカの工芸品が、比較的緻密で完成度の高いものなのに比べると、
民族衣装をまとったインディヘナのおばちゃん達が作るサンクリストバルの品々は、もう少しラフでいい加減だったりもするけれど、
そこがまた、ラテン雑貨コレクターにはたまらない味だったりもするのだ。

アメリカにいる彼女へのお土産を迷っているロバートくんに勧めたのは、原毛ウールのチクチク感が素朴なテディベアーのぬいぐるみ。
左右についている手足の位置が微妙にチグハグだったりして、既製品にはない手作り感十分の不恰好なクマちゃんは、それにしても顔があまりにもブスいって理由により、彼からはその場で却下。
しかし、後でためしに写真を撮って送ってみたところ、
「きゃ~~~!カワイイ!!!」と絶叫に近いメールが彼女から返ってきたそうで、翌日速攻買いに行ったといういわく付きだ。

男どもが考えるより女心は奥が深い、とはロバートくんの弁。
でも、こんなぬいぐるみ達が肩を寄せ合って、
「買って~買って~!私を一緒に連れて行って~!」と囁くメルカドの片隅で足を止めてしまったら、誰が買わずに立ち去れるだろう?

・・・まぁ現実に、買って~と囁いているのは、実はインディヘナのバアちゃんだったりもするのだが。

ぬいぐるみネコ
↑これはネコだけど

ぬいぐるみブタ

イヌ、ネコ、羊、トナカイ、ヘビ、ふくろう、カメ、ペンギン、ゾウ、ウサギ、孔雀、ワニ、カタツムリ、蛙、アルマジロ・・・、と
メキシコの山奥の土壁の家で暮らすインディヘナのおばちゃんたちは、かなりクリエイティブ。
その中から今回は、格別にブサイクな手長ザルを友人へのお土産に選んでみた。
ヨレヨレの手と手を結んでドアノブに引っ掛けてみると、ホラ!けっこう可愛いでしょ?

ぬいぐるみ猿

ブスっ子ほど可愛さひとしお!と、最近では日本でも口コミで人気が急上昇。
有楽町国際フォーラムにあるギャラリーでなんと展覧会も開かれたという、国際派ぬいぐるみ達でもある。

やっぱり、メキシコに行って現地で買いたい!という人は、サンクリストバル・デ・ラス・カサスのサント・ドミンゴ教会の敷地で毎日開かれている工芸品マーケットへGO!
作り手によって、ウマ下手加減もかなり違うので、よーく見て周ってから値段交渉に入ってね!

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