ヒスイ、翡翠、ジェイド、ハーデ・ショッピング

アメリカからジョンの親族やらお客様やらが入れ違いにやってきて、嫁の身としては何かと忙しくしていたこの二週間。
案内するこちらも疲れたが、風土のまったく違う国にやってきて、正味5日間でスピード観光をして帰るほうもかなり疲れたと思う。
広大なアメリカ大陸から来た人たちにしたら、ちっぽけなグアテマラなんてそんな期間で足りると思うのかもしれないが、
国土の多くが山岳地帯で、くねくねと山間を縫って走る道を使って移動するしかないこの国での観光は、移動距離は短くとも、結構時間と体力が要るものなのだ。

首都の飛行場に降り立ってからまず向かったのは、グアテマラ観光基本のキの、古都アンティグア。
1773年の大地震で破壊されるまでは、中米の総督府として栄えていたこの街は、いつ足を運んでもやはり美しくて心浮き立つ。
そして、浮き立った足取りで毎回つい入ってしまうのは、街のあちこちにあるジュエリーショップ。
古代マヤの人々にとって黄金よりも価値があるとされた翡翠(Jade)が、ここでの目玉だ。

もともと私の中での翡翠は、中国人が好むグリーンの珠、どうもオバサンっぽいイメージが先行して興味外だったのだが、
ジュエリーショップに併設されているミュージアムと研磨工場を一度見学してみると、その先入観はたちまち一掃される。
深緑の翡翠はもちろん、ペパーミントグリーンの翡翠やら、ピンクから柔らかな紫色をした翡翠なんてのもあったりして、
この地を訪れた記念にひとつは欲し~い!と思うのは世界共通のオンナゴコロに違いない。

この国でしか採れないという黒い翡翠のネックレスとイアリングのセットを選んだのはジョンのお母さん。
グアテマラに旅行することを事前にクレジット会社に知らせておいたので、お父さんも何の心配もなくカードで決済。
これを怠って、盗難されたカードが他者にグアテマラで使われたと思われ、旅行中にカードを止められた人もいるのだ。

ジュエリーショッピングの後は、過去にクリントン元大統領も訪れたというちょっといいレストランで、グアテマラ郷土料理を堪能する番だ。
もちろんここでも、お父さんのプラチナカードはきらりと宙を舞う。
ふふふ、やっぱりアメリカ人は現金は持たないぜ。
・・・のはずだったのだが、(続く)

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

このコメント欄のRSSフィード トラックバック URI

コメントをどうぞ

改行と段落タグは自動で挿入されます。メールアドレスは表示されません。利用可能なHTMLタグ : <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <code> <em> <i> <strike> <strong>

(必須)

(必須)