少子化ってナァニ?
ここは中南米。とある小さな国のお話。
パンパンパーン!と朝から景気のいい花火が打ちあがって、子供の日のパレードがスタート。
ジェイはオモチャのドラムを沿道で叩こうと勇み立ち、親は「あのウルサイ鼓笛隊の練習とも今日でオサラバよ~!」と気分も軽やかに街へ出かけた。
ありんこの行列のように小さな子供達から、ぐーたら歩く高校生までが参加してのパレードは、さほど大きくもない街ながら、全部観終えるには有に1時間半やそこらは掛かる。
誰かが「この街の主産業は、観光業でも農業でもなくって、子作り産業だ!」と言っていたのは、もうこれを見れば誰でもうなづける大名言。
毎年のことながら、オマエら一体どこから湧いて出たんだ?と聞きたくなるような子供達の数には驚かされる。
少子化に悩む国の話なんて、どこか地球の裏側の問題だもんねっ。
この時期、街には移動遊園地も来ていて、どこもかしこも心踊るお祭り気分でい~っぱい!
まぁとにかく、あのドラムの音は来年までお預けだもん、それが何よりハッピーかな。

