中米のポインセチア

ここは中南米、とある小さな国のお話。

何とはなしに赤い色に目が行くこの季節。
家々の庭木の間からもポインセチアの赤い葉が顔を出して、クリスマスらしさを感じさせる。

毎年ちょうど11月ごろからクリスマスの12月に掛けて色づくこのポインセチア。
でもこっちのはとにかく、でっ、デカイッ!

もちろん、日本で売られているような鉢植えバージョンも店にはあるのだけど、
人々の庭先に普通に生えているものは、大きなものでは高さ3メートル!植物というよりも木に近い感じ。

もともとの種類が違うのか、それとも栽培の方法が違うのか、ひょろりんとした肢体のてっぺんに赤い帽子が乗っているようなこちらのポインセチア。
日本にいた時は、クリスマス使用後の鉢植えポインセチアの身の振り方、なんて考えもしなかったけれど、日本のも庭に植えたらこんなに高くなるのかな?

普段は他の木々に紛れていて人目に付かないポインセチアだけど、人々がクリスマスの飾りを考え始める頃になって、一足お先に庭を彩ってくれる。

街中いたるところに生えているのだから、特に観賞用に鉢植えのを買わなくとも、どこかから切ってきて、それを部屋に生ければまぁ安上がり!と私などは思っていたのだけど、
ところが、ポインセチアって切って少しすると、葉が全部しおれてしまうらしい。

そこで、試行錯誤した友人が昨年見つけたのが、茎の切り口を炙るやり方。
バラと同じなんだね!と大喜びしていた。

今年はその友人宅で、本格的なデンマーク式のクリスマスパーティーが開かれる。
とにかく食べて食べまくる!というスモーガスボードのディナーの席には、真っ赤なポインセチアがきっと山ほど生けられるに違いない。

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