キッズ・パーティー
ここは中南米、とある小さな国のお話。
インターナショナルスクール主催の、クリスマスパーティーという名の学芸会と、街の音楽教室主催の、クリスマスコンサートという名の発表会。
立て続けに二つも出席したもんで、いまや頭の中はすっかりサンタさんやら赤鼻のトナカイさんやらがぐるぐる回るキッズワールド。
ここ数年、クリスマス直前のこのパーティーシーズンはいつもメキシコで過ごしていた私たちは、一児の親とはいえ、こうした集まりには初体験。
それにしても、国際色豊かなこの街のキッズパーティーは、やはり日本とは一味ちが・・・わないなぁ全然。
どこでウケたらいいのか分からない、盛り上がりに欠ける子供劇とか、ちっとも上手くはない子供の演奏にも、拍手を送ってあげる温かくぎこちない観衆とか。
自分が子供だった頃の、何十年も前の甘酸っぱい記憶がはるか遠くから戻ってくる。
そういえば以前、人が一生に、動物園に足を運ぶ機会は3回だって聞いたことがある。
自分が子供の時と、親になった時、そして孫が出来た時なんだそうな。
同様に考えると、キッズパーティーに立ち会える機会ってのは、人生の時間の流れを図る目盛みたいなものかもしれないね。
明日は、気持ちをもう少しハイソに切り替えて、お金持ちの友人宅でのクリスマスパーティーだ。

