クッキー・エクスチェンジ
英語で言うとご大層に聞こえるけれど、文字通りに訳すと何てことない「クッキー交換会」。
クリスマスが近づく一日、昼下がりに女性だけで集まって手作りのクッキーを交換するというこの会に、数年前から毎年お邪魔している。
各自のノルマは3ダースのクッキー。3つずつ全員と交換して、12種類の違うクッキーを家に持ち帰れるってわけ。
ドイツ風のジンジャークッキーとか、カナダのブリティッシュコロンビアで食べられている伝統のクッキーとか、アメリカ人が作った色のドぎついクッキーとか、
12人の女性のお国柄が現れて、これがなかなか楽しいのだ。
私が今年持って行ったのは、チョコチップ&ココナッツクッキー。
お菓子作りの道具もすべて失った後のクリスマスなんで、特別な道具がなくても簡単に作れる!というのがコンセプト。
入っているのは、バター、ビスケットを細かく砕いたもの、コンデンスミルク、クルミ、ココナッツフレーク、チョコチップ・・・と、
よくもまぁここまで!と思うようなハイカロリーなものばかり。
それらを混ぜて中火で焼き上げると、口溶けは軽く、しかも中身はしっとりクッキーが出来上がる。
行きは、自分の家のキッチンで十分に味見しつくしたクッキーだったのが、帰りは12種類もの色とりどりのクッキーに変わっているところが、まるで子供のようにわくわくする。
これからクリスマスから年末年始に掛けて、棚の高いところに隠しておいたクッキージャーを取り出し、ジェイが寝静まった後にひとりポリポリと食べるのが、私のオトナの時間の愉しみだ。

