アティトラン湖インターナショナル・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル、2006 :うらばなし

夜が深まるにつれて、人々のテンションも上がってくる…、んだけど、実は私たちは夕方の船で会場を後にした。

会場からのフェリーは6時半と9時と夜中の12時の便。
これからが盛り上がるって時に立ち去るのは、とーっても心残りなんだけど、そんな気持ちを押し切ってまで早く切り上げたのにはワケがある。

それは、地元人なら皆知っている2年前のお話。

主催者側が手配した深夜のフェリーが時間になっても現れず、それに乗るつもりだった百人以上もの人たちが、さむ~い野外で野宿をする羽目になった出来事。
それじゃあせめて、朝までチームと一緒に一晩中音楽で踊り明かそうぜ!と思った矢先、発電機がボムッと爆発。
その夜の話は、体験者はもう誰も話したがらないくらい最悪だったらしい…。

幻のフェリーのからくりは、聞いてみればとってもグアテマラ的一件だ。

事前にフェリーの持ち主とチャーター費用の交渉をした主催者(ガイジン)は、それ相応の金額を提示したんだけど、
ガイジンのお祭りということもあって、持ち主(グアテマラ人)からかなりな高額を吹っかけられたらしい。
「これで十分のはず」「いいや足りない!」の押し問答の挙句、一応の決着を見て、そして当日、
「やっぱり安すぎる!」と思ったフェリー側は、とうとう姿を現さなかったというわけ。

私たちガイジンの感覚としては、一度は首を縦に振ったものを反故にすることの不誠実さとか、
フェリーを出さなかったら百人からの人が困るんだ、とか考えると思うんだけど、
そういう一般常識が時に通じなかったりするのがコワ~イここの人々。

グアテマラ人を怒らせるもんじゃあない!…よね。

サンティアゴアティトランの楽団
右から、伝統楽器の大太鼓を叩く人、伝統楽器の木の洞?を叩く人、そして亀???を叩く人。

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