ペットとの付き合い方:ミニチュア・ダックスフンド
我が家に来るお客さんから必ずベタ惚れされる、ミニチュア・ダックスフンドのサミーくん。
全ての人が自分を可愛がってくれることを露とも疑わず、人を見れば膝に飛び乗り、無垢な目で見上げつつ、お腹を上にしてナデナデして~をする。
でも実は彼、同じ敷地内に住むお金持ち大家さんちの犬なのだ。
ご主人さまが留守の昼間の時間は、たいがい家に来て惰眠をむさぼっている。
性格は完全なる愛玩ペット系。犬なのにネコの如く甘え上手。
身体の大きさも丁度ネコくらいだから、彼を見ていると、犬ってのは大きさが性格を決めるのか?と考えてしまう。
よく道で、犬を買わないか?と現地の人から持ちかけられる。
うちは隣りの家の犬が始終居るから必要無いヨ、と言うと
「そりゃあいい!エサ代も予防接種代も掛からないもんね。」と、誰もがすぐに引き下がる。
さすがは、タダほど安いものはない、の国民性だ。
もともと私が愛玩ペット系人間でないこともあってか、私とサミーとの間は極めてクール。
しかもギブ&テイクな関係。
彼が寝ているところをむやみに邪魔しないよう、子供に目を配る。
これは私から彼への思いやり。
サミーのせいでソファの形が変形しようと、そんなことは大目に見よう。
その代りに彼に活躍してもらうのは、床のお掃除。
ジェイが散らかしたテーブルの下のご飯粒処理なんてのは、彼の腕の(舌の?)見せ所だ。
最近では、頼みもしないのに、ガスレンジ横のゴミ箱の周囲なんかにも注意を払ってくれている。
掃除機のない我が家ではもう大助かり!
夕方、大家さんが車で帰ってくると、尻尾をちぎれるほど振りつつ、ものすごい勢いで飛び出していくサミー。
聞いたことはないけれど、絶対サミーは大家さんのベッドで夜寝ているんだと思う。
顔とか手とか、ぺろぺろと舐めまくりながら。
…この秘密は守り通さなければならない。

