住宅事情:床材と箒文化

ここは中南米。とある小さな国のお話。

フロア・クリーナーを替えてみた。

そしたら何だか妙にツルンツルン。家の中がスケートリンク状態で、家族一同滑りまくり。
犬まで爪をシャカシャカさせて滑る。
もちろんジェイは転んで泣きまくり…。

こっちに来た当初、タイル張りの床というものになかなか馴染めなかった。
畳やカーペット、フローリングなんかの、日本の家の温かさがやっぱりいいなと思う。

子供が生まれてからは、タイルの床もそう悪くはないと思えるようになった。

何と言っても、掃除が楽。
クッキーをボロボロこぼされても、ジュースを床にぶちまけられても、箒やモップでささっと後始末。

こっちの人は掃除機ってものを使わない。
その代わり、箒の使い方が格段に巧い。

日本に居た時から、箒なんて学校の掃除の時間しか使わなかった私は、彼女たちの有に2倍は時間が掛かってしまう。

そう言えば、今の人達は箒の使い方も知らない。って言葉をどこかで聞いたことがあるけど、これも廃れつつある日本の文化…?

時折道で、箒を売り歩く行商のオジイさんを見かけることがある。

長い箒の柄を紐でひと絡げにして、その先に替え用の箒の先やトイレ用ブラシなんかを括り付け、暑い日差しの下を、黙々と歩いて周る。

単価の安い箒を、毎日売り歩く姿…。
これに何かを感じない人はいないよね?

今度箒が必要になった時には、このオジイさんから買おうと思っている。

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