アメリカのテレビ番組:リアリティー・ショー
アメリカ系TV番組で、大きな時間を占めているのがリアリティーショーもの。
素人が素のままの自分で出演する、ドキュメンタリー風味の番組。
でも当然、かなり演出はされているんだろうから、エセ・ドキュメンタリーと言うべきか?
ニキビ面のダサイお兄ちゃんが、ブラット・ピットになりたいんですぅ…、と美容整形しちゃう。I want a Famous Face: MTV
オェェェェ~ッ!
そんな、プラスチック・サージェン(医師)の懐をもっと温かくする番組は後を絶たず。
5人のNYゲイたちが、それぞれの得意分野をもって、ストレートの(ノーマルな)男性を、周囲納得のお洒落さんに変身させていくQueer eye for the straight guy: Bravo TV。
有名ミュージシャンの自宅にカメラを据えて彼らの日常生活を暴き出す、覗き見趣味的な番組も人気。
MTVではオジー・オズボーンのThe Osbournesが終わって、今はMeet the Barkers。
他には、ジェシカ・シンプソンのNewlyweds。もう何年もやってるんだから、新婚(Newlyweds)じゃないっての!
一年以上前の番組だけど、当時私がハマってたJoe Millionaire: Fox TV。
おつむの軽い女性達が、億万長者の若い男性の婦人の座を狙ってしのぎを削る。
最後には、実はその男性はヤラセで、彼にお金は無くとも、それでも彼を選ぶか?というどんでん返し付き。
「あいのり」のアメリカ版は、狭いキャンピングカーに載せられて、各ポイントでゲームをしつつ進んでいく、Road Rules :MTV。
狭い車内にキャラの濃い面々が長時間押し込められて、衝突しないワケがない。
ゲームに負けたら、皆で話し合って、嫌なやつから先に落としていく。
見ず知らずの男女7人が、スーパーお洒落なアパートで暮し始めるReal World: MTV。
番組の制作費を使ってハチャメチャ・ナイトライフのし放題。時々警察で一晩お世話になったりもする。
7人はもちろん、選りすぐりの自己顕示欲の塊だから、ささいなことで喧嘩が始まるともう止まらない。
こんなおバカな若い子たちを観るのが私はだ~い好き!(悪趣味?)
私が日本に居た時よりも、今こうした番組はずっと多くなっているとは思うのだけど、
アメリカの番組を見ていて思うのは、良くも悪くもさすがは自己主張のお国柄。
カメラの前で、散らかった自分の部屋を公開し、Hをし、泣き喚き、悪態を突き、取っ組み合いの喧嘩をし、どうみても理屈に合わない自分の意見を正論として、とうとうとカメラに向かってしゃべる。
みっともないとか、外聞が悪いとか、他人に恥ずかしいとか、そういった「恥の文化」は、彼らにはあまり無いらしい。
そんなのばかりを見ていると、日本の「他人の目を気にする社会」っていうのも決して悪くはないな、と思う。

