さぁ!中南米で家を借りよう!

「グアテマラと日本ってのは、全く正反対の国だよな。」
双方の国を知っている、うちのダンナがよく言う言葉である。

彼によると、日本というのはとにかく高品質の国。
少しばかり値段が安いといっても、質が悪ければ誰も買わない。

一方で、少々の粗悪品であっても、とにかく安ければ売れる国グアテマラ。
もちろん、安かろう悪かろうのツケは、遅かれ早かれまわってくるのだけど、まぁ一般に将来を見越してものを考える人たちではないから、
何か起こった時はその時のこと、彼らにすれば、起こってから対処すればいいことらしい。

これって、普段であれば笑って済まされるような国民性の違いなのだが、
この国に住んでみて、唯一こちらが被害を蒙る場面というのが、そういった感覚の人たちが施工した家に住まざるを得ないということ。
想像に難しくないと思うが、これがやはりかなり怖い・・・。

ここに移り住んで7年間、
電気の配線が切れたのを、マスキングテープ(紙テープ)で補修しているのを見たのを皮切りに、
セメントに混ぜる水の量を規定よりかなり多くして、中身がすかすかのコンクリート壁を作っていたり
(つまり、施工主からもらった予算より安上がりにすれば、差額は彼らの懐にってワケ)、
ガスの配管が、専用のを使わずに、単なる庭の水遣り用ホースで繋がれていたり、
湯沸かし器の安全弁がなぜか抜け落ちていたり、と
まったく、私のそれまでの常識では信じられないようなお粗末さの数々。

最後の、湯沸かし器の一件に関しては、実際に被害を蒙るところだった。
水圧が極度に上がって、菅が破裂し、あたり一面に飛び散るお湯の飛沫と、騒ぎを聞きつけてパニくる子どもの泣き声とで、
バスルームはもう、これぞまさに修羅場状態。

修理屋さんを呼んで一件落着した後日、大家さんに話したら、
「あらぁ私、そのことだったらちゃ~んと知っていたわよ。」と、自分の家の状況をちゃんと把握している自分に、なぜか得意顔。

知ってたんだったら、ひとこと教えてよねっ!
と、そこまで出掛かったが、なんだか言うのもアホらしくなって、そのままに・・。

そんな時期に見つけたのが、この記事だ。
雨ふりアパート
この配管工のお話、この土地に住む身としてはいちいち手によるようによく分かる。
ペルーもグアテマラもご同輩だね、とかなり嬉しくなってしまった私。

いや、同じだからといって、この現実は何も改善されないんだけど、
他人事として聞くと、う~ん、かなり面白いもんですなぁ。

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