刺激のない日々をお過ごしのアナタへ

グアテマラ名物、チキンバス。
語尾に・・・ケットが抜けたんじゃあないからね、念のため。

これってご存知、この国を縦横無尽に走る、派手派手なボンネットバスのこと。
ニワトリを何羽も入れた大きな籠を屋根の上に積むからとか、ニワトリ小屋のようにぎゅうぎゅう詰めにされるからだとか、呼び名の由来は色々あるけれど、
ブロイラーに慣れた私たちガイジンとしては、後者の方が説得力があるというもの。

幹線道路を車で走ってると、よく見かけるのがチキンバス・レース。
お客の乗車数が、そのままその日のドライバーの収入の良し悪しに掛かっているから、
2台が前後して同じルートを走っていたりすると、どちらがいかに早く走って次の乗客をゲットするかに、ドライバー魂を熱くたぎらせてしまったりするわけだ。

これが、傍で見ていて怖いの怖くないのって、
・・・そりゃあもう、かなり怖いわサ。

レースカー並みにつるんつるんの溝のないタイヤを履いて、満席の乗客を乗せている上に、屋根の上にも山盛り積んだ荷物。
ただでさえ重心の高いバスが、フルスピードでクネクネ山道を抜きつ抜かれつ、疾走する光景。

アンタ達、かなりな走り屋だね。

日本のように鉄道網がないこの国に住んでいる身としては、乗らないわけもいかないチキンバスなのだけど、
結構よく事故るんで、新聞の第一面を、無残にひしゃげたご自慢のボディの写真で飾ってしまったりするのだ。
山道のカーブでハンドル操作を誤って、崖を何十メートルも回転しつつ落ちて行っただなんて、ご丁寧にフルカラーのイラスト付きで出ちゃったりすると、
もうなんだか、ユニバーサルスタジオの大スタントのよう・・・。

いや、真面目に書くと、以前、新聞を読んでいて憤慨したのが、
何十名もの死傷者を出した事故のドライバーは何とティーンエージャーの小僧だったって話。
人の命を預かる仕事ってのを、一体どう考えているんだか。

え~ここで、こっちに住むガイジンの間で有名なジョークをひとつ。

問: チキンバスの定員は?
答: あともうひとり

おいでませグアテマラ。日本では決して味わえない刺激を求めているア・ナ・タに。

それにしても、2014年冬季オリンピックの開催地を決めるのに、
どーしてIOC総会が来月「グアテマラ」で開かれるんだぁ~?

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