誕生会の定番:ピニャータ
ここは中南米。とある小さな国のお話。
週末、2歳になるセスくんの誕生日パーティーにお呼ばれして行ってきた。
大人も合わせて100人くらいは居ただろうか、平均身長がやたらと高い2歳児の誕生会だった。
庭の木の枝にぶら下がっていたのは、子供の誕生会にはお決まりのピニャータ。
薄紙で出来た張子の人形の中にお菓子が詰まっているものを、子供達が順番に棒で叩いて、最後には中のお菓子がバラバラと降ってくるのを、皆で群がって奪い合う、という定番のお楽しみ。
セスくんのお母さんが用意したピニャータは、ディズニーが見たら怒りそうな、とても情けない顔つきをしたクマのプーさんピニャータだった。
さて、そのピニャータのイベントが始まって、目の色を変えて叩きまくるのは現地の子供たちばかり。
ガイジンの小さな子供たちは大体が怖がって逃げ出したりしている。
ガイジンっ子のセスくんも、お母さんの必死の呼びかけにも関わらず、敵前逃走。
これは、甘いものに対する執着の違いか?と思いつつ見物していた。
うちの子なんかは最初から「ジェイ、ピニャータきらい!」と断言していて、近寄りもしなかった。
ようやく、プーさんの胴体が見事に真っ二つに割れて、中からお菓子と共に振ってきたのは、ミニカーとか動物の人形とか、市場で一個10円で売っているような小さいおもちゃ。
そんなものでも子供達にとってはもう大喜び!
これは言い考えだ、来年のジェイのピニャータもそうしよう!
本人が好きか嫌いかはともかくとして…。
両親が夢見る子供の誕生会には、ピニャータは無くてはならないものなのだ!

