ネット社会を生き抜け

ここは中南米。とある小さな国のお話。

はっきり言ってしまおう!ヘボいインターネット会社のせいなのだ!

街の人々のイライラが頂点に達しようかという寸前で、担当者が50ccのスクーターに乗って汗をかきかきやってきた。

なんと一件ずつ、コンピューターのシステムのセッティングを変えに周っているらしい。

う~ん、これは顔の見えるハートとハートのサービス?
殊勝なことというか、コンピューターを扱っている会社とは思えないくらいにアナログな解決方法、というか。

いや逆に、こんな解決法しか取れない人達だから、こんな騒ぎになるというか…。

私達の街の主要なインターネット・シェアを持っているこのケーブル会社。
つい最近まで会社の外壁に、ドメイン名がホットメールの自社メルアドを堂々と書いていた厚顔無恥な人達。

数ヶ月前に壁を塗りなおした際には、さすがに消えていたけれど、
無料のウェブメールでインターネット会社たるものが得意がるな、っての。

そんな、非難と失笑の的になっている会社だけど、今日ひとりだけ感謝している人に会った。

「システムをダウンさせてくれて、あの世界的なウィルスの脅威からわが街のコンピューターを守ってくれて、ありがとう。」

はあ~?いやあの、そういうこっちゃあ全くないと思うんですけど。

武者小路実篤が書いた「おめでたき人」の内容が一瞬頭をよぎる。

人生そういう風に生きなきゃ、このネット社会は生き抜けない・・・のかいな?

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