祭りの風景:ソロラ

ここは中南米。とある小さな国のお話。

ソロラに住むカズミさんから、とっても可愛い写真が送られてきたので、ちょっとここで紹介。

ついこの間あった地元のお祭りのワンシーンで、パレードに参加する小学校一年生くらいの子供達が皆着飾って列を組んで待っているんだけど、なんだか既に飽きちゃった子供達の姿がほのぼの~。

ソロラの祭り

人々の着ている民族衣装は街によってデザインが異なっていて、それほど遠く離れてはいない私達の街ではまた全く違うデザインがあるのだけれど、この写真の子供達の衣装は純粋にソロラっ子のもの。

ウィピルと呼ばれるブラウスは、極彩色の細い縦じま模様がこの街デザインの特徴で、コルテ(=スカート)は、藍色の地に絣のような模様が入っているただの布を、何重かにして腰に巻きつけて、刺繍の沢山入った紐状のベルトで止めただけのもの。

ほとんどの女性は、こんな小さな子供からお年寄りまで、日頃から民族衣装を身につけているのに対して、
男性は近年では段々と、民族衣装よりもTシャツにズボンという服装になりつつある。
でも、この写真では列の奥の方に、上から下までしっかりと民族衣装を身につけた男の子達の姿が見えるから、お母さん達がお祭り用に気張って飾り立てたものらしい。

写真の右の方に見える男の子が付けている、茶色のギンガムチェックのウールの腰巻も、ここの特徴的な衣装の一つ。標高が高い為、夜になると冷え込むこともある土地ならではのもの。
男性用のシャツは、女性と同じく極彩色の地色の布で出来ていて、アメリカのバイカーも真っ青!な派手なデザインになっている。
左の方に立っている男の子が肩から書けているバッグは、こちらの男性が持つ伝統的なバッグ。
ざっくりとした未晒しの毛糸で、動物の模様なんかが編んであるショルダーバッグは、私達でも冬場にジーンズと合わせたらカッコイイんじゃないかと思うデザインなんだけど、こちらでは女性は持たないものらしい。

その代わり、女の人が持つのは、衣装と同じくこれまた極彩色で出来た大きな風呂敷。
モノを包むやり方は日本人と同じなんだけど、大きな包みをひょいっと頭に載せて運ぶところが、私達には到底真似のできないテクニック。
写真中央と、右の方に立っている女の人達が肩からたすき掛けにしている風呂敷の中には、ナント赤ちゃんが入っている。
一抱え以上あるような風呂敷包みや、大きな竹籠を頭の上に載せて、悠々と歩く女性の姿は、ここでは決して珍しいものではない。
赤ちゃんを肩から背負って、直径1メートルはあるんじゃないかと思うような籠を頭に載せて、左右には子供たちの手をひいて、バスに乗ろうと走って来る肝っ玉母さんの姿に、目が点になったこともある。

アメリカから流れてきたセント・パトリックス・デーの残り物かい?とも思えるプラスチックの帽子を被っている男の子達。
男性しか被らない帽子に対して、女の子はプラスチックの水がめを持っているのが可愛らしい。
伝統的に長い髪を守っている女性は、普段はポニーテールにしていることも多いけれど、こうしたオシャレをする日には、二つに分けた三つ編みに綺麗な色のサテンのリボンを編みこんで、根元の部分を大きく膨らませたら、ハイ出来あがり!

カズミさん、素敵な写真をどうもありがとう!

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