メキシコ帰りにゃ気をつけろ
メキシコ好きを自称するアナタなら、きっとゲゲッ!と瞳孔が開いちゃったはずのこのニュース。
メキシコ議会で28日、マリフアナやコカインなどの麻薬を個人が少量なら持っていても罪に問わない、とする法案が賛成多数で通過した。フォックス大統領は近く署名する意向を示しており発効する見通しだ。
AP通信によると、所持が認められるのはヘロインは25ミリグラム、マリフアナは5グラム、コカインは0.5グラムまで。麻薬の販売は違法のままで、公務員の場合や学校近くでの所持は逆に少量であっても罰則が強化された。
大統領は「大規模な麻薬密輸に捜査力を集中できる」として署名する方針だという。
メキシコで麻薬所持を合法化へ asahi.com
このように、少量の個人所持を認めている国としてはオランダが有名で、オランダの場合は確か、
「ソフトドラッグの所持を緩和すれば、もっと危険なドラッグの誘惑から人々を守ることができる」てな理由だったと思うけれど、
このメキシコの場合はちょいとよく分からない。
大統領の言う、これで大規模な麻薬の摘発に捜査力を集中できる、ってのは、「小さなことまで目が届かないから、少々なら許しちゃうよん。」とも取れるし、
販売は違法なら、一体どうやって手に入れるのだ?
今後メキシコでヘンな家庭菜園とかが流行っちゃったりして、
「これ、我が家で採れた一品ですけど、お口に合いますかしら?」とかって贈答品になるとか?
異論が出るのを覚悟で言っちゃうと、私はこうしたドラッグをやるやらないの問題は個人の問題だと思っている。
たとえ知人がやっていたとしても、私がその人を好きで友人として認めている限りは、
ドラッグのことのみで関係を絶ったりはしないし、強硬に止めたりもしないと思う。
ただ、私が一番嫌いなのは、日本などそうした方面にクリーンな国から、ドラッグが比較的簡単に手に入る国へ遊びに来た人たちの、
「法を犯した味を知っているオレってカッコイイ~。」的な態度。
大体、そんなものは他人に見せびらかすものでもないし、自分に責任を持てる人間が自分の中だけで終始するべきものなのに、
着飾るファッションと同様の感覚で、他人の目に映っている自分の姿ってのに陶酔しちゃう人たち。
そんな人たちが、本当に子供っぽく私には思える。
…ともかく、このメキシコの法案可決、当面の自分への差しさわりとしては、
メキシコから発つ便の手荷物検査が厳しくなりそうで嫌だな、ということである。

